アイフルの金利の決まり方と支払い利息を抑える方法について

キャッシングを利用する際に重要視しなければならない部分は「金利」です。金利は、毎月の返済において「どれだけの利息を支払うことになるのか」ということを決める数字になります。これを粗末に扱って契約すると、後になって返済の負担に耐え切れず、債務整理に及んでしまう可能性もあります。そこで、アイフルでキャッシングする際の金利について解説していきます。

アイフルの金利と限度額について

まず、キャッシングにおける金利は、単一の固定金利でないかぎりは「限度額に応じた金利」になります。具体的に解説すると、例えば金利が「年10%~18%」とします。この数値は、最低で年10%、最高で年18%という金利の設定であり、8%の幅が生じています。実際に利用者が支払う金利は固定であり、この幅の中で金利が決まります。つまり、人によっては13%だったり17%だったりするのですが、10%を下回ることもなければ18%より大きな金利も払う必要はありません(18%は法定の上限金利、ただし「遅延損害金」は最高20%まで設定可能)。そして、人によって異なる金利の決定基準は、その人の「利用限度額」なのです。

基本的に、限度額が高く設定されている人ほど、金利は低く設定されます。逆もまた然りで、限度額が低い人ほど高い金利設定されています。また、金融機関はそれぞれ異なる限度額を持っていますが、借入限度額が100万円未満だと最高金利が設定されることが多く、限度額上限の金額を設定された場合は最低金利で借りられる可能性が高くなります。

利用限度額は、審査に申し込んだ際に審査されます。基本的に本人の年収や勤続年数に加えて、過去のキャッシングの利用状況などを知ることができる「信用情報」から判断します。本人が申告した部分は、提出する書類等で整合性を確認し、これに虚偽が見つかった場合は限度額が高くなるどころか審査に落とされてしまう可能性が高くなります。なので、限度額を高くしてもらおうとして審査の際に虚偽の申告をしないようにしましょう。

アイフルの場合、設定されている金利は「4.5%~18.0」となっています。限度額の最高値は500万円なので、500万円の限度額が設定されれば年4.5%の金利で利用することができるという計算になります。なお、年4.5%~18.0%という金利は消費者金融のものとしては平均的なものですが、最高金利が上限金利と一致する18%なので、その部分だけ見ると他の消費者金融よりも見劣りする部分は有るかもしれません。

アイフルの返済方式について

アイフルの返済方式は「借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式」です。借入残高に対する返済金額は、アイフルのホームページから商品詳細を確認してください。基本的には借入残高が多いほど返済金額も多くなります。

返済方法は5種類あり、「振込」「ATM・店舗」「提携先ATM」「コンビニ」「口座振替」から選択することができます。返済に際しては「手数料」も必要になりますので、可能な限り返済計画に組み入れるようにしましょう。

他社比較!アイフルの金利は安いの?

前述のとおり、アイフルの金利は消費者金融の中では平均的ですが、最高金利が法定金利と一致するので、その部分では見劣りする可能性があります。利息制限法では、100万円未満の場合は18%、100万円以上の場合は15%を上限としています。アイフルの最高金利は18%であり、これは他の消費者金融でもよく見られる数値です。しかし、消費者金融の中には最高金利が17%台の場合もあり、そこを見ると若干ですが見劣りする可能性もあります。

基本的に、100万円未満の限度額の場合、最高金利である18%が設定されることが多いです。最低金利は4.5%と非常に低く設定されているのですが、そのためには利用限度額を高く設定してもらう必要があります。もちろん、個人でできる努力には限度がありますので、出来る限りのことはしておいて、後は良く評価してもらうしかありません。契約後も限度額を引き上げるための審査に申し込むことはできますが、収入等の状況によっては逆に限度額を下げられる可能性もあります。なので、そのリスクも考慮したうえで審査に臨むようにしましょう。

10万円~100万円借りた場合の利息の総額について

では、実際にアイフルでお金を借りた場合の返済シミュレーションを行ってみましょう。具体例として「10万円」と「100万円」の2種類の借り入れで考えてみます。金利は10万円は「年18%」で、100万円は「年15%」で計算します。返済方式は「約定日制」でシミュレートしていきます。

まずは10万円借りた場合です。この場合の毎回の返済額は4,000円(35日サイクル制の場合は5,000円)です。元利定額の返済方式の場合、この4,000円には「利息も含まれている」という特性があるので、1回の返済額で減る借金はそれよりも少ない金額になります(要するに、毎回の返済において「元金充当額=4,000円-利息」となる)。これでシミュレートしてみると、支払回数は32回、約2年8ヶ月で完済することができます。返済総額は利息を含めて126,260円となります。借り入れた金額は100,000円なので、支払う利息の総額は26,260円となります。

次に100万円で借りた場合です。返済方式が「残高スライド」なので、毎回の返済金額は「300,000円~200,001円までは11,000円」「200,000円~100,001円までは8,000円」「100,000円以下の場合は4,000円」というように変化していきます。最初は毎月26,000円からスタートして、最終的には4,000円になります(最後はそれ以下になりますが)。ここで注意したいのは、アイフルのホームページに用意してある返済シミュレーションでは、残高スライドが反映されていないのです。そのため、残高をスライドしない返済スケジュールとして計算されており、返済結果が全く異なる数字になります。以下のデータは、残高をスライドさせていくことを前提としたデータになります。

返済回数は131回、順当に行けば10年11ヶ月かかる計算になります。返済総額は1,642,363円であり、元金が1,000,000円なので、利息総額は642,363円になります。元金の半分以上を利息として支払うことになります。もし、残高スライドを考えない場合だと、返済回数53回で、4年5ヶ月で完済できます。支払総額も1,371,743円であり、利息だけ見ると半分ほどになります。

少しでも利息を抑えるためのコツ

利息を抑える方法として「金利を下げる」ということが第一に考えられます。実際、限度額が高くなればその分だけ金利は低くなりますが、個人の努力で限度額が上がることはありません。あくまでも審査の結果なので、その人が利息を減らそうと思っているのであれば別の部分で工夫したほうが確実です。

さて、先ほどのシミュレーションでは、100万円借りると半分以上を利息として支払う計算になります。これは、支払い期間が長引いていることが原因になります。キャッシングの利息は定額ではなく、「1年借りたら元金の◯◯%を支払う」という計算で決まります。現実には、返済した分の利息はそれ以降支払うことはないのですが、返済期間が長引けばその分だけ利息を払う回数が多くなり、利息の総額も多くなるのです。事実、残高スライドをしないシミュレーションでは毎回の返済金額が多くなる分だけ元金の返済が進み、返済回数が少なくなることで利息も大幅に改善されています。では、そんな利息を少しでも少なくするためにはどうすればよいのでしょうか?

最も重要なことは「繰り上げ返済」「一括返済」を行うことです。基本的に、残高と返済期日に応じた最低金額を支払っておけば、延滞扱いにはなりません。ですが、その金額以上を支払うことも禁止されているわけではありません。残高の一部を最低金額を超えて返済することを「繰り上げ返済」、残高を一括で全て支払ってしまうことを「一括返済」と言います。特に後者は、残高が少なくなってきて、お金にも余裕が有るときに借金を全て返済し終えることができるので、利息が少なくなり、借金の樹圧からも開放されるので必要な行動です。

繰り上げ返済の場合だと、借金を完済することにはなりません。ですが、返済した分はそれ以降、利息を支払う必要はなくなります。例えば20万円を繰り上げ返済するとしましょう。金利が年15%だとすると、20万円を1年間借りている場合の利息は3万円になります。残高にもよりますが、繰り上げ返済をすることでそれだけ利息の発生がなくなり、返済期間が短くなることによる安心感も得られます。もちろん、経済状況を加味したうえで無理のない程度に繰り上げ返済を行わないと、生活が苦しくなって返済どころではなくなってしまいます。あくまでも「無理のないレベル」ということを意識して、余裕があれば繰り上げ返済や一括返済を利用するようにしましょう。

あとは「手数料」や「遅延損害金」の発生を抑えることです。提携ATMでは108円か216円の手数料をとられることになります。そのため、繰り上げ返済をこまめに行うと、その分だけ手数料が無駄に発生してしまいます。本末転倒の結果になりかねませんので、ある程度まとまって繰り上げ返済を行うほうが経済的です。もう一つの「遅延損害金」は、延滞が発生した場合の追徴金です。アイフルの遅延損害金は年20.0%であり、単純に考えて金利が2倍以上になると思うとわかりやすいです。これも利息を増やす原因になりますので、延滞はしないようにしましょう。

まとめ

キャッシングを初めて利用する人は、金利の存在を甘く見ているケースが少なくありません。単純に金利の数値だけ見たところで、実際に支払う金額を理解していないとキャッシング地獄に嵌ってしまい、最後には自己破産なんてことも珍しくありません。そうならないようにするためには、金利をしっかりと理解し、どうすれば利息が少なくなるかを考えて行動するようにしましょう。