モビットの金利の決まり方と金利を引き下げる方法、返済方法について

モビットと他社の金利比較

・そもそも金利とは何か

金利というのは、お金を借りたときにかかる利息の割合です。消費者金融などの貸金業者からお金を借りたら、利息を付けて返さなければなりません。利息というのが貸金業者の手数料になりますから、無利息であれば業者側は儲けがないことになってしまいます。ここで、利息というのは、元本に対して一定の割合で徴収することになっています。たとえば、元本に対して10%の利息を取るとなると、金利10%ということになります。

・金利は年利で表示される

金利というのは、通常、元本に対して1年に何%の利息がかかるかという年利の形で表示されます。また、貸金業法では、貸金業者に対し、金利を実質年率で記載することを義務付けています。実質年率という場合の利息には、通常の利息以外の保証料なども含め、貸金業者に支払う手数料・諸費用も全て含まれています。これは、貸金業者が利息以外の名目で利用者から手数料等を多く徴収することを防止するためです。

元本が100万円で実質年率10%の場合、元本以外に貸金業者に支払う費用は、1年借りたとして10万円ということになります。なお、実際にはお金を借りてから1年間全く返さないということはありませんから、利息は実質年率を元に日割り計算することになります。

・金利には上限が設定されている

お金の貸し借りの際にはいくら利息を徴収しても良いわけではなく、利息制限法という法律で金利の上限が設けられています。金利の上限は、元本が10万円未満の場合20%、元本が10万円以上100万円未満の場合18%、元本が100万円以上の場合15%となっています

・モビットの金利

モビットでお金を借りた場合には、金利は3.018.0%の間になります。この間の金利のどれが設定されるかは、契約時に決まります。元本が100万円以上の場合には、利息制限法により金利の上限が15%になりますから、15%を超える金利が設定されることはありません。

・モビット以外の消費者金融の金利

モビット以外の大手消費者金融の金利(実質年率)は次のようになっています。

アコム 4.7~18.0%

アイフル 4.5~18.0%

プロミス 4.5~17.8%

モビットも含め、消費者金融系カードローンでは、最高金利としては実質的に利息制限法の上限である18.0%に近い金利を採用しています。最低金利には多少バラつきがありますが、モビットは大手消費者金融の中でも最低金利は低めになっていると言えます。

・銀行カードローンの金利

カードローンは消費者金融以外に、銀行でも取り扱いしています。銀行カードローンの金利は、以下のように、最高金利が消費者金融よりも低めになっています。

三菱東京UFJ銀行カードローン 4.6~14.6%

三井住友銀行カードローン 4.0~14.5%

みずほ銀行カードローン 3.5~14.0%

楽天銀行スーパーローン 4.9~14.5%

銀行カードローンは、低金利で借りられる点が魅力です。その代わり、銀行カードローンは、消費者金融に比べて、審査が若干厳しくなっています

信用力と返済能力は高ければ金利は下げられる?

・金利は申し込み時に決まる

モビットに借入の申し込みをした後、審査に通過すれば、金利と利用限度額が決められます。カードローンでは、一般に、融資額が少ないほど金利が高く、融資額が大きくなるほど金利が低くなります

モビットに初めての申し込みした場合には、利用限度額は低めに設定されますから、金利は高くなります。つまり、初回は最高金利である18.0%が適用されることになります。

・金利と信用力の関係

モビットでは、利用実績を積むことにより、利用限度額を増額してもらえるケースがあります。そして、利用限度額が上がれば、金利も下がる扱いになります。「この人にはお金を貸してもきちんと返してもらえる」とモビットに信用されるようになれば、好条件で融資してもらえることになるのです。

・金利を下げたいなら返済実績を積む

モビットの金利を少しでも低く抑えたいなら、まずは約束どおりきちんと返済を行った実績を積むことが大事です。モビットカードを作っても全く利用しなかったり、ほんの少ししか借入していなかったりというのでは、いつまで経っても信用力は上げりません。

モビットの金利を下げるには、利用限度額いっぱいまで借りて、毎月遅れることなくきちんと返済するという実績を作ることが肝心です。返済実績を積み、信用力が上がれば、モビットの方から利用限度額を上げてくれたり、金利を下げてくれたりすることもあります。

最低金利と最高金利とは?

・金利には上限と下限がある

カードローンの金利は、「実質年率○%~○%」という範囲で定められています。これは、全ての利用者が同じ金利ではなく、また、同じ利用者でもずっと同じ金利ではないことを意味しています。

モビットの金利は3.0%~18.0%となっていますから、モビットでお金を借りる人はこの範囲内の金利で契約することになります。どの金利が適用されるかは、申し込みしてみなければわからないということです。

・金利を比較するときには最高金利に注目

カードローンでお金を借りる場合には、できるだけ低い金利の方が良いと誰もが考えるでしょう。同じ条件で同じ金額を借りる場合には、金利が低い方が支払う利息も少なくてすむからです。

ここで、各貸金業者の金利を比較するときに、最低金利の方を見て「低金利で貸してもらえるのではないか」という期待をしてしまう人もいると思います。しかし、金利を比較するときには、最低金利に注目するのではなく、最高金利に注目し、他社と比較しなければなりません

・最低金利が適用される人はごく一部

モビットの場合には、最低金利が3.0%とかなり低い金利になっていますから、「金利3.0%で貸してもらえるかも」と期待してしまいがちです。しかし、モビットで3.0%の金利が適用されるのは、最大利用限度額の800万円に近い限度額が設定される人と考えて良いでしょう。

初めてのキャッシングで800万円の利用限度額が設定されるということはありません。返済実績を積むことにより利用限度額は上がりますが、それでも800万円までの道のりは長いと言えます。つまり、モビットで最低金利の3.0%でお金を貸してもらえる人はほんの一握りということです。

初めてのキャッシングの場合、モビットも含めてほとんどの貸金業者で利用限度額は50万円以下になります。キャッシング初心者は、どこの業者で借りても、金利は大きくは変わらず、18.0%に近い金利になると考えて良いでしょう

支払い総額を知ることが大切

・支払う利息はできるだけ少ない方がいい

カードローンでお金を借りる場合、どこの貸金業者から借りても元本金額は必ず返さなければなりませんが、支払う利息の額はどこの業者でも同じというわけではありません。そのため、できるだけ利息が少なくてすむ業者から借りたいと考えるのが普通です。そして、利息の計算をするもとになるのが○%という金利ですから、借りるなら金利の低いところと考えてしまいがちです。

・金利を比較するのではなく支払総額を比較

お金を借りたときの利息を考えるなら、金利だけに注目していても損することがあります。と言うのも、支払う利息の総額というのは、金利だけでなく返済期間でも大きく変わってくるからです。たとえ金利が低くても、返済期間が長くなれば、結局多くの利息を払わなければならなくなってしまいます

お金を借りる業者を選ぶときには、借入額、金利、毎月の返済額、返済期間などから支払総額を計算した方が良いでしょう。モビットでもホームページから毎月の返済額や返済月数をシミュレーションできますが、実際の支払総額がいくらになるかはわかりませんので、自分で計算してみる必要があります。

・モビットの返済方式

返済総額を計算し、返済についてシミュレーションするためには、返済方式を知っておかなければなりません。モビットでは、借入後残高スライド元利定額返済方式を採用しています。これは、最終借入後の残高帯に応じて月々の返済額が変わるというものです。

モビットの返済額は、実質年率18.0%(残高100万円以上は実質年率15.00%)の場合、以下のような返済額になっています。

最終借入後残高 返済額
10万円以下 4000円
10万円超20万円以下 8000円
20万円超30万円以下 11000円
30万円超40万円以下 11000円
40万円超50万円以下 13000円
50万円超60万円以下 16000円
60万円超70万円以下 18000円
70万円超80万円以下 21000円
80万円超90万円以下 24000円
90万円超100万円以下 26000円

※100万円を超える場合、最終借入後残高が20万円増すごとに、返済額が4,000円追加となります。

金利を確認しなかったらこんな目に合ってしまう

・元利定額方式ならいくら利息を支払ったかがわからない

カードローンの金利を確認していなければ、知らない間にたくさんの利息を支払っていることがあります。カードローンでは元利定額方式といって、毎月4000円、8000円など、決まった返済額を支払いますから、返済額のうちいくらが元本でいくらが利息なのかはすぐにはわかりません。高金利であれば、返済額のうち元本にあてられる分が少なく、気付かない間に利息ばかり払っていることがあります。

・残高スライド方式ではなかなか返済が終わらない

元利定額方式では、返済当初は利息の割合が大きくなってしまいますが、返済を続けていくにしたがって利息の割合が小さくなり、元本にあてられる分が増えます。しかし、残高スライド元利定額方式では、残高が減ると返済額も減るしくみになっていますから、いつまで経っても元本がなかなか減らないというデメリットがあります。

高金利・残高スライド元利定額方式のカードローンで借入した場合、年月が経過しても利息ばかり支払っており、残高がほとんど減っていないということもよくあります。また、残高スライド方式では、追加で借入れしても毎月の返済額は変わらないため、ついつい借り過ぎてしまうこともあります。結果として、いつまで経っても返済が終わらず、延々と貸金業者にお金を払い続けている状態になってしまいます。

・高金利で借りた場合には早期完済を目指す

消費者金融系カードローンを初めて利用する場合には、実質的に利息制限法の上限である18.0%に近い金利になってしまいます。モビットでも、最初の金利は18.0%である人がほとんどです。つまり、最初から金利を下げることは難しく、どうしても高金利で契約しなければならないことになってしまいます。

高金利の場合、支払総額をできるだけ少なくするためには、毎月の返済額よりも多くの額を返済し、なるべく早く完済する必要があります。余裕があるときには、返済日以外に追加返済を行うのもおすすめです。モビットでは追加返済はいつでも何度でも可能になっていますから、ボーナスが出たときなどはできるだけ多く返済しましょう。また、残金を一括返済できるようになったら、繰上げ返済をして完済してしまうようにしましょう。

まとめ

モビットでお金を借りる場合、初めての利用なら通常は最高金利が適用されます。しかし、返済実績を積むことで、金利が下がり、利用限度額も増える可能性があります。

高金利で借りた場合にも、追加返済や繰上げ返済をすることで、トータルの返済額を減らすことができます。資金に余裕があるときには、できるだけ返済にまわすようにし、早期完済を目指しましょう。