ろうきんフリーローンの利用方法 手続きの流れや必要書類、審査について

金融機関からお金を借りる方法については、さまざまな選択肢があります。しかし、それぞれに異なる条件での貸し付け、返済となりますので、どこを選んでも同じということではありません。

その中に「ろうきん」という選択肢があり、低い金利で融資を受けられるので返済の負担が少ないです。そこで、ろうきんのフリーローンを利用するにあたって申し込みの流れや必要書類など、審査を受ける際に知っておきたい情報を解説していきます。

ろうきんのフリーローンに申し込むには、最寄りの店舗に出向いて申込を行うか、インターネットで審査を進めるという方法もあります。窓口に出向く際には、担当者から説明を受けて、手続きを進めていきましょう。今回は、インターネットを利用した申込方法について主に解説してきます。

まず、自分が利用することのできるろうきんがどこであるのかを調べます。銀行や消費者金融と異なり、ろうきんの場合は住所や勤務地によって、利用できるろうきんの種類が異なります。全国に13種類のろうきんがあり、自分がどのろうきんの管轄であるのかを調べる必要があります。調べる方法は、ろうきんのホームページの「全国ろうきん一覧」(http://all.rokin.or.jp/info/index.html)から調べることができ、各ろうきんのホームページにアクセスすることができます。

今回は、代表として「中央労働金庫」のフリーローン申し込みの方法について、ホームページに記載されている内容を簡単に解説していきます。まず、中央労働金庫のホームページにアクセスし、「ローン簡易・仮審査申込」「無担保ローン仮審査申込」とクリックしていきます。画面下の方にある「はじめてお申込の方」(教育ローンではない方)をクリックします。

同意書の内容が記載されていますので、確認してから「同意して入力フォームへいく」をクリックします。あとは、表示される画面の指示に従って、操作と入力を行います。最終的に入力内容等を確認することができたら、送信して審査結果を待ちます。その後の流れについては、次の項で詳しく解説していきます。

ろうきんによっては、インターネットでの申込ではなく、申し込み書を印刷してFAXでの申し込みになるところもあります。その点については、ご自分の利用することができるろうきんのホームページをご確認ください。大抵の場合はトップ画面のどこかにメニューが用意されているか、画面上部にあることの多い「かりる」の画面を開いた先に案内が表示されています。

ホームページからの申込はよくわからないという場合には、店頭まで出向いて、窓口で案内を受けて審査申し込みを行ってください。なお、店頭に出向く際にはホームページから「来店予約」をしておくと、待たされたりすることなくスムーズに手続きを進めることができますので、是非とも利用しましょう。

ページ下部でも詳しく説明しますが、ろうきんフリーローンを申し込む場合、借り入れて現金を受け取るまでに数日もしくは数週間かかる可能性があります。 窓口が開いている平日15時までに窓口へ行ったり、そもそもの組合員でなければ申し込めないところもあります。 金利が消費者金融や銀行カードローンと比べて低い事から、その分審査が厳しかったり申し込みに色々手間がかかったりします。

少し余裕を見ても、2週間以内にお金が必要なのであればろうきんのフリーローンを申し込むのはオススメできません。 少々金利が高くてもプロミスなど申し込み当日に借り入れが可能な消費者金融や、1.2日で借り入れできるオリックス銀行カードローンなどを利用する事をおすすめします。

  • 審査から借り入れまでの流れ

次に、審査から借り入れに至るまでのおおまかな流れについて解説していきます。インターネットを仮審査の申し込みをする場合、おおまかな流れとしては「仮審査」「審査結果通知」「正式な申し込み」となります。ただし、仮審査の結果が通知されてから時間が経過している場合には、あらためて仮審査から申し込む必要があります。

まず、インターネットで仮審査の申し込みを行います。前述のとおり、表示される指示に従って入力を行い、送信します。入力内容に誤りがあると、後のトラブルの原因となりますので間違いなく入力を済ませましょう。

仮審査の申込が完了し、データを送信してからある程度経過すると、審査の結果が通知されます。ここで審査に落ちてしまった場合には、残念ながら以降の手続きには進めません。後述の「審査に落ちやすい人」の部分を参考にしていただいて、なぜ審査に落ちてしまったのか、どこを改善しなければならないのかをしっかりと把握して、もう一度審査に臨むか、ろうきんのフリーローンを諦めるしかありません。

審査に通った旨が通知されたら、案内にある期限の間に必要書類を全てそろえて、ろうきんに提出します。提出方法はろうきん毎に異なりますが、「郵送」か「店舗まで出向く」のどちらかになります。最終的な書類がろうきんにて確認され次第、一定の期間を置いて融資が行われます。場合によっては、融資の日程をこちらで決めることもできます。

細かい流れについても、フリーローンを申し込むろうきん毎に異なっています。詳しくはインターネットや店舗窓口での問い合わせ、資料請求などで調べる必要があります。その際には、融資を受ける条件をきちんと満たしているかどうかも確認しておきましょう。これを満たしていないと、そもそも審査に申し込む資格すらないということになり、審査に通る云々の話ではありません。

なお、審査における各セクションでの必要な時間は、銀行カードローンやキャッシングに比べると長くなります。他の金融機関では早ければ最短即日での融資が受けられるのに対して、ろうきんのフリーローンの場合はそれなりの期間必要であると見積もっておかなければなりません。融資を受けられるまでに数週間か、1ヶ月以上の時間が必要になることもあります。

ろうきんのフリーローンは他の金融機関に比べて金利が低く設定されており、審査に時間がかかってしまいます。なので、何らかの事情でどうしても早くお金を用意しなければならない場合には、ろうきんのフリーローンはその調達方法としては適していないということになります。

  • 提出書類について

お金を借りる以上、カードローンやキャッシングと同様に必要な提出書類がいくつか存在しています。詳しくは各ろうきんの提供する資料や、仮審査合格通知後に送付される返送用の書類に記載されています。審査内容によって、同じろうきんのフリーローンでも必要書類が異なることもありますので、案内に記載されている必要書類をきちんと揃えておきましょう。

フリーローンの場合、「資金使途がわかる書類」の提出を求められることがあります。フリーローンは追加借り入れのできない融資であり、その資金の使用目的は審査に申し込んだ時点で判明しているはずです。なので、何の目的でお金を借りるのかを明確にできる書類、例えば「見積書」や「請求書」などの正式な書類でも良いですし、「パンフレット」のように金額が明記されているものでも良いケースもあります。

また、組合員でない勤労者がろうきんのフリーローンに申し込みを行う場合には、組合員の申し込みの際には求められない書類の提出が求められることが多いです。主に「収入証明書」や「健康保険証」といった書類の提出が求められます。

組合員である場合は、組合を通じて確認できる内容が多いため、あまり多くの書類の提出を求められません。しかし、組合員でない場合には組合を通じての情報確認ができないので、別途それを証明するための書類の提出が求められるのです。

その他、審査内容や提出書類の不備等によって、他にも追加で確認書類の提出が求められる可能性もあります。ただでさえ、ろうきんのフリーローンは審査申し込みから融資を受けられるまでに時間がかかります。余計な追加書類で時間を取られてしまうと、これがさらに長引いてしまいます。そうならないように、提出を求められた書類に不備がないように、万全の状態を整えておきましょう。

  • フリーローンの審査に落ちやすい人はこんな人

前述のとおり、ろうきんのフリーローンは金利が低いので、審査基準も銀行や消費者金融に比べて厳し目になっています。金利が低いということは利息をあまり多く受け取ることができないので、それだけ「貸し倒れのリスク」に関しても厳し目に見なければならないのです。なので、他の金融機関に比べてしっかりとした条件で審査に臨まないと、審査に落ちてもおかしくないのです。

まず、「そのろうきんの組合員ではない」という点が大きいと思われます。ろうきんは、組合員に対してはそれなりに優遇もできますが、そうでない場合には審査基準も厳し目になってしまいます。場合によっては、組合員でないとフリーローンを利用できないこともあります。

次に「資金使途が不明確である」ということです。フリーローンは資金使途を選ばない融資ではあるのですが、だからといって無計画に資金を融資することはできません。もし、フリーローンを利用する目的となる資金使途に対する見積もりが甘く、追加で費用が発生するとなると、その分だけ資金面での問題が生じてしまいます。場合によっては返済にも困る可能性が発生してしまいます。そんな計画性のない人にお金を貸すことなんてできません。

次に「フリーローン申し込みの資格を満たしていない」ということです。ろうきんによっては「勤続年数1年以上」「安定した収入が150万円以上」という条件を明確にしているところもあります。これらの条件は一般的な銀行や消費者金融でも同じようなものではありますが、はっきりと数字まで明言している条件を満たしていない場合だと、審査に申し込んでも落とされるのは当然です。

これらの数字的な条件については、個人の努力でどうにかできるものではない物が多いです。特に「勤続年数」に関しては、時間が経過することでしか条件を達成することができません。なので、転職等で勤続年数が短い場合には当分の間はろうきんでのフリーローンは諦めるべきであると言えます。勤続年数が短いとほとんどの金融機関の場合でも審査が不利になりますが、審査基準の甘いところであればまだ希望は残っています。

その他にも、一般的な銀行カードローンや消費者金融キャッシングにおいて不利となる条件を持っている、もしくは必要条件を満たしていない場合には、ろうきんのフリーローンでも審査に落とされてしまいます。前述のとおり、ろうきんのフリーローンは審査基準が厳し目なので、余計に審査に落とされる可能性が高くなってしまいます。

例えば「他社借入額や借入件数が多い」「勤続年数が短い」「年収が少ない」「過去に延滞や債務整理の履歴がある」と言った条件は、ろうきんのフリーローンの審査においても不利に働くことは間違いありませんし、いわゆる「ブラック扱い」の場合であれば絶望的です。

仮にろうきんのフリーローンの審査に落ちても、その原因については聞いても担当者は答えてくれません。もし、審査に落ちてしまった場合には、その原因を考えてみましょう。考えても具体的な原因がわからない場合には、特定の原因によるものではなく、総合的に見て審査基準を満たさなかったことが原因であると考えられます。

何か特定の大きな原因がある場合には、他の金融機関でも審査落ちする可能性が高いのですが、総合的な場合であれば金融機関の審査基準によっては審査に通る可能性も残されています。どうしても資金調達の必要性がある場合、ろうきんのフリーローンを諦めて他の金融機関をあたったほうが現実的なケースが多いと言えます。

  • まとめ

ろうきんは、他の金融機関とは違って営利を求める組織ではありません。なので、フリーローンの利息が少ないというメリットはあるのですが、それによって審査期間も長めになっています。審査に通れば低金利で返済もしやすいのですが、それも審査に通ればの話です。

他の金融機関でも求められない提出書類もそれなりにありますので、今までにカードローンやキャッシングの審査に何度も申し込み、審査に通っている人でも予想外の書類を求められることもあります。「捕らぬ狸の皮算用」とならないように、しっかりと準備をしておきましょう。

とは言え、「準備」だけではどうしようもないのが「審査基準」です。ろうきんの審査基準は厳し目であり、これをかいくぐれるだけのステータスの有無に関しては、個人の努力の範疇では解決できないものも多いです。審査に落ちてしまった場合は、なぜ審査に落ちてしまったのかを可能な限り分析し、その条件を満たせるのを待つか、他の金融機関に乗り換えることも考えなければなりません。