モビットのCMの概要やコンセプト、出演者について

テレビを見ていると、よくモビットのCMを目にする事があります。モビットのテレビCMはおしゃれな中にもユーモアがあり、映画のワンシーンのような映像になっています。

今回、このモビットのCMについて、出演している俳優さんや女優さん、使用されている曲等を紹介し、この独特な世界観を分析したいと思います。

また、このCMを作る事でどの様な効果があるのか?どのくらいお金がかかるのか?考察して行きたいと思います。

モビットのCMコンセプトは、時代によって変わってきていますが、出演者はイメージキャラクターとして、長く出演しています。

・モビットのCMコンセプト

モビットのCMコンセプトは、放映当初と現在ではかなり違ってきています。放映当初では、「あなたバランスが悪いんじゃない?」というセリフから、お金の収支バランスを考えて利用するというのがコンセプトになっていました。現在は、「あなたの未来にリンクする」というキャッチコピーから、利用者の将来を応援していくというコンセプトに変わってきました。

このコンセプトの変化には、社会環境の変化が大きくかかわってきていると思われます。CM放映当初は、消費者金融の過剰貸し付けが社会問題となっていました。現在は、貸金業法も改正され、利用する側も本当に無目的なお金を借りる時代ではなくなってきています。

  • モビットCM出演者

モビットは現在まで、約15年テレビCMが放映されてきましたが、驚くことは、出演者がほとんど変わっていないと言う事です。

・出演俳優

出演俳優は現在も竹中直人さんが務めています。

竹中直人さんのプロフィール

生年月日 1956年3月20日

出身地  神奈川県

オフィス LADY BIRD

竹中直人さんは、1996年のNHK大河ドラマ「秀吉」で大ブレークし、現在は人気俳優として多くのテレビ番組に出ています。大ブレーク前に地方CMに出演していましたが、その中には消費者金融の「ニコニコクレジット(現ダイレクトワン)」があります。

ニコニコクレジットは、静岡の消費者金融であまり規模も大きくありませんでしたが、1990年台竹中直人さんをCM起用してから、中堅消費者金融へと成長をとげました。また、このCMは「CM大賞」にも選ばれています。

・出演女優

2000年から2011年まで桃井かおりさんが務め、2011年から現在まで夏菜(なつな)さんが務めています。

桃井かおりさんのプロフィール

生年月日 1951年4月8日

出身地  東京都

桃井かおりさんは、実力派女優として、数多くの作品に出演しています。その演技は独創的で、日本を代表する大女優の一人です。

夏菜さんのプロフィール

生年月日 1989年5月23日

出身地  埼玉県

オフィス (有)トヨタオフィス

夏菜さんは、2009年の映画「GANTZ」に出演し、注目を集める女優になりました。その後、バラエティ番組への出演が増え、現在タレントとして、多くのテレビ番組に出演しています。

  • モビットCM曲

モビットのCMでは、軽快な音楽からクラッシックまで多彩な楽曲がされています。CMのキャッチフレーズが「大人のモビット」の時は、オリジナル曲を使用していましたが、その後の気になる曲を紹介したいと思います。

・So Much In Love(渚の誓い)

So Much In Loveは、1963年タイムズのヒットソングです。その曲調はとってもリズミカルで軽快な音楽です。

モビットのCMでは、「レストラン編」等でSo Much In Loveが使われています。

Entrance of the Gladiators(剣闘士の入場)

Entrance of the Gladiatorsは、1897年ユリウス フチークがブラスバンドの為に作曲した曲です。この曲はサーカスでピエロの入場によく使われ、非常に軽快な音楽となっています。

モビットのCMでは、「イリュージョン編」でEntrance of the Gladiatorsが使われています。

・交響曲第2~第3楽章

交響曲第2~第3楽章は、1906年ラフマニノフが作曲した曲です。曲調は美しい旋律に優雅な音楽となっています。

モビットのCMでは、「Station編」で交響曲第2~第3楽章が使われています。

  • CMを作ることでどのような効果があるの?

企業がテレビCMを作る理由は色々ありますが、一番の理由は、会社の知名度を上げる事です。しかし、消費者金融のCMはそれだけの意図で作られたものではありません。

モビットがこのCMを作ることでどのような効果を期待しているかは、そのコンセプトを見ていくと良くわかります。

・クリーンなイメージ戦略

消費者金融は、非合法の金融と一緒にされない為にイメージアップをテレビCMによって、はかってきました。2000年位には、ある程度イメージ改善が図られたものの、まだ完全に悪いイメージが払拭されたわけではありませんでした。

そこで新規参入のモビットは、人気俳優の登用によりクリーンなイメージのCMを作り、現在では、安心して利用できる金融機関として一般的に認知されています。

・商品の利用方法提案

最近は企業が新規顧客を増やす為に、商品の利用方法を提案するケースが多くなってきています。従来の商品使用方法に加えて、新しい商品の使用方法を提案する事により今まで、利用していなかった顧客を獲得するものです。例えば食品会社が、従来の商品を別の使い方で紹介して、新しい顧客を獲得するのがそれになります。

モビットのCMは、お金の使い方として、従来の消費を目的とした借り入れだけではなく、将来の夢をかなえる為の自己投資に、お金を使うという提案があり、新しい使い方を提案する事により顧客を増やすという効果があります。

  • CMを作るのにどれくらいお金がかかるの?

テレビCMを作るための料金は、残念ながら公表はされていません。これは、広告代理店と広告主の間で契約を締結してその都度料金が決まるからです。

特にテレビCMの場合は、全く新しいものを作らないといけませんし、出演者のギャラによっても全く異なります。

一般的な広告の作成料金は3000万円から1億円位だと言われています。この作成費用にプラス出演者のギャラが発生するので、5000万円から2億円位がCM作成費となります。ただし、CM作成費に上限は無いのでもっと高いケースもあります。

尚、CMを作っても、テレビ局で放映する金額は、別になります。放映する時間帯やCMの長さによって金額は異なりますが、1回10万~200万円位になります。

  • まとめ

今回、モビットのCMについてまとめてみました。企業がCMを作るとい事は、莫大な投資になります。当然企業も投資をするからには、それに見合った収益を上げていかなければなりません。普段何気なく見ているCMも、非常に考え抜かれて作られたものばかりです。

モビットも、有名俳優をイメージキャラクターとして、時代に合わせたコンセプトで、CMを作っています。また、CMでありながら映画のワンシーンのような映像は、エンターテイメントとして楽しむ事も出来ます。

CMを見る事によってモビットは、より多くの方に安心して利用してもらえるように努力している事がわかります。