学生ローンでお金を低金利で借りる方法と種類、審査について

お金を借りることができる人は、給料を会社からもらっている社会人だけではありません。大学生や専門学生など、給料をもらっていない学生であっても、実はお金を借りることができるのです。

そこで今回は、学生でもお金を借りることができるいわゆる「学生ローン」の利用方法についてご紹介していきます。その方法は、一般的なカードローンとは少し異なり、メリットやデメリット、気を付けておかなければならないことも変わります。どのように違いが出ているのか、しっかりと把握しておいてくださいね。

18歳、19歳の未成年がお金を借りる方法

消費者がお金を借りる方法として挙げられるものは、銀行とローン契約をしてお金を借りる方法や、消費者金融などの会社とキャッシング契約をしてお金を借りる方法などです。特に消費者金融などからのキャッシングにおいては、借りる際のハードルが比較的低いため、非常に利用しやすいことが魅力的です。

ただ、18歳、19歳というように、高校を卒業して大学生や専門学生となって学んでいる未成年の場合には、消費者金融からではお金を借りることができません。貸付条件などを見ると、融資対象の中に、「満年齢20歳から69歳」と記載されています。消費者金融では、18歳、19歳の未成年を、お金を貸すことのできる対象とは見ていないということになります。

一方、未成年であったとしてもお金を借りられる方法があります。その方法の1つが「学生ローンでお金を借りる」という方法です。

学生ローンの貸付条件を見ると、大学生、大学院生、短大生、専門学生、予備校生など、学生を対象にしたローンとなっており、18歳、19歳であったとしても、学生であればお金を借りることができる対象となっていることがわかります。

学生ローンの種類について

学生ローンの種類としては、大きく分けて2つあります。1つは、社会人なども利用するような一般的なカードローンやキャッシングであり、2つ目は、学生だけが利用できる学生専門の学生ローンという2種類があります。

一般的なカードのキャッシングの場合は、大人がお金を借りる時と同じようにカードローンを使うことができます。ただ、お金を貸し出す条件として「満20歳以上」という制限があります。そのため、高校を卒業して間もない18歳、19歳の学生にとっては、利用することができないサービスとなっています。

一方、学生しか使うことができない学生ローンの場合には、対象が学生ということもあり、18歳、19歳の学生であってもローンを使いお金を借りることができます。学生が対象となっているため、会社員や自営業者などは利用することはできません。

10代でもお金を借りたい!学生ローンの仕組みと条件とは?

・学生ローン申し込みから融資までの流れ

学生ローンといっても、申し込みから契約までの流れは、銀行のカードローンや消費者金融のキャッシングなどと同じような道筋をたどります。

  • ・申し込み

まずは、学生ローン会社に問い合わせをしてローン契約の申し込みを行います。問い合わせ方法は様々あり、店舗に直接赴くものから、インターネットで申し込みができるものまであります。申し込みの際には、あなたの名前や住所の他に、ローンで借りるお金の金額や使い道も聞かれることがあります。

  • ・審査

申し込みをした後は、学生ローン会社による審査が行われます。あなたの身分の確認や、他の会社からの借り入れ状況、収入の状況などを総合的に見て、融資の判断を行っていきます。

  • ・融資

審査を通過することができれば、希望額を一度にまとめてお金の融資を受けることができます。

この流れの中で、特徴的なことといえば、融資される金額の上限が大体50万円となっているように、一般的なカードローンと比較して、借りることができる金額が低めに設定されていることが挙げられます。それは、お金を借す相手が学生であるため、支払い能力は大人よりも低いということが主な理由となっているのでしょう。

・学生ローンの返済の仕組み

学生ローンの返済の仕組みは、一般的なカードローンとは異なります。多くの学生ローンを提供する会社では、「元金自由返済方式」というものが採用されています。これは、お金を借りたお金を分割して返していくのではなく、毎月支払う義務としては利息分だけを払っていれば良いという仕組みになっています。それでは、借りたお金をいつ返していくのかというと、契約期間内において、あなたが返済できる時に、いつでも好きな金額を返していけば良いというように、非常に使い勝手の良さそうな返済方式になっています。

親にバレたくない人の対処法

学生ローンを申し込む際に、1番気になる事といえば、お金を借りたことが親にバレるということではないでしょうか?親ではなくても、あなたの友達や恋人に知られることも嫌なことですよね。

それはご安心ください。「あなたがお金を借りた」ということが、第三者に知れ渡るという事はありません。学生ローンを提供している会社も秘密保持という義務があり、情報が漏れないような仕組みが取られています。

ところが、誰かに知られてしまうということも時にはあります。その時とは、あなたが学生ローンに対する返済を滞納してしまったような時です。学生ローンを提供している会社は、あなたに貸したお金が返済されないと、事業を回していくことができません。このため、あなたが申し込みをした際に記載した電話番号などに連絡をしたり、場合によっては訪問したりすることによって、あなたの親や友達に知られてしまうこともあるでしょう。

学生ローンを組む際に、気を付けなければならないこと

・定期的な収入を補う利用は要注意

学生ローンは、一般的なカードローンと比較して、審査が比較的緩やかなものになっているため、学生であれば多くの方が学生ローンを利用できるようになっています。ところが、あなたの収入を補うためにローンを利用する場合には、よく考えて学生ローンを組むようにしましょう。あなたの収入を補うローンの場合には、あなたが日々支出している生活費や、収入といったような家計全般を再検討する必要があるからです。

・借りたお金の元本は早めの返済を

次に気をつけておきたいポイントとしては、借りたお金の元本を早く返済するということです。学生ローンの特徴として、毎月の支払いは借りたお金にかかる利息だけを支払っていれば問題がないという仕組みになっています。利用者にとっては、毎月支払う金額を非常に低く抑えることができるため、早く返済をしようとは思わずに、利息だけを支払っていれば良いと思いがちです。

ところが、そのような状況に陥ってしまえばしまうほど、学生ローン会社の策略にはまってしまいます。それはなぜかというと、元本が減らない限り、利用者から受け取る支払利息の金額が変わらないからです。

消費者金融などが提供しているカードローンは、毎月の支払い額の中に、利息だけではなく元本の一部返済が含まれています。そのため、毎月同じ金額を支払っていくと、自ずと元本が減り、支払利息も減っていくような仕組みになっています。

一見、消費者にとって、学生ローンは便利そうに見えます。ところが、元本を返済しないと支払利息が減らないというデメリットが発生するため、お金を借りた元本は、なるべく早い段階で返済するようにしていきましょう。

・支払い計画を立てる

学生ローンを組む際には、支払い計画を事前に作成しておくことも大事です。元本の返済時期は利用者に委ねられているため、何もしないと利息をずっと支払うことに繋がりかねません。元本をどのように返済していくのか、事前に支払い計画を立てて、計画通りに返済していくよう努めていきましょう。

こんな学生はお金を借りにくい…

学生ローンは、ほとんどの学生がお金を借りることができる、とても便利なサービスです。ところが、そんな学生の中でもお金を借りにくい人がいます。その学生とは誰なのかご説明をしていきましょう。

・他社にて借り入れを行っている場合

これは、学生ローンだけではなく一般的なカードローン全般にも言えることですが、これから借りようと思っている会社だけではなく、既に他社からお金を借りている場合には、審査によってはお金を借りられない時があります。

学生ローンのホームページには、他社にて借り入れを行っている場合でもお金を貸すことができる場合があると記載されています。ただ、それは学生の収入や借り入れ額によって総合的に判断されるものであり、借り入れがない場合と比べて不利な状況になることは確かです。

・利用用途をギャンブルと言ってしまう学生

学生ローンでは、申し込みをする前に、借りたお金をどんな用途で利用するのかを申告する必要があります。その使用用途として、「学業のため」、「生活費補てんのため」という納得ができる理由ではなく、「ギャンブルなどの遊びに使うため」と言ってしまう人がいます。

学生ローン会社側から見てみると、これからギャンブルをしようとしている人にお金を貸したいと思う人はどれだけいるでしょうか。ギャンブルは成功確率が低く設定されています。そのため、ギャンブルによってお金がなくなり、返済ができなくなるリスクが非常に大きくなります。

そのような利用用途の場合、審査の際に不利な要素の1つとして加算されてしまうことでしょう。

・過去に返済を滞納した実績がある場合

こちらも学生ローンに限ったことではありませんが、既に学生ローンを借りたことがあり、借りたお金の返済が遅れてしまったり、またはそもそも返済をしていなかったりする場合には、新しい学生ローンの会社に申し込みをしたとしても、お金を借りることができない可能性が高くなっています。

学生ローンでお金を借りたという記録は、個人信用情報のデータベースにおいて各社情報を共有しています。そのため、別の会社への申し込みであったとしても、あなたがお金を借りたということが分かるため、お金を借りることもできなくなるのです。

返済方法や金利の仕組みを理解する

・金利の仕組み

学生ローンを利用する上では、返済方法や金利の仕組みは必ず理解しておく必要があります。特に、一般的なカードローンとは支払い方法が全く異なります。

学生ローンの返済方法は、先ほどもご紹介をした通り、借りたお金にかかる利息だけを支払うという仕組みになっています。そして元本自体は、契約期間内であればいつでも学生の好きな時に支払うことが可能です。

そして利息を見てみると、一般的な学生ローンの会社では実質年利率が14.0%から17.0%近い幅で設定されています。そのため、もし10万円を実質年利率14.0%で借り入れた場合、学生が支払わなければならない利息は、

10万円× 14.0% ÷ 12ヶ月=1,166円

となります。契約期間ギリギリまで元本を返済しない場合には、ずっと同じ利息を毎月支払わなければなりません。一見、利用者にとって毎月支払う利息が少ないのでお得なサービスのように思えるかもしれませんが、実は学生ローン会社にとっては、受取利息を確保できる非常に旨味のあるサービスになっているのです。

・再度借り入れをする場合は審査が必要

学生ローンの場合は、カードローンのように利用限度額という枠が与えられるわけではありません。10万円を借りる場合は、一括でお金を借り、その後は毎月利息を支払っていきます。そして、その途中で元本を少し返済したとしても、返済した分のお金をいつでもまた借りられるというわけではありません。再度学生ローンを利用する場合には、審査を受け直す必要があります。

まとめ

ここまで、学生ローンについてご説明をしてきました。一般的なカードローンでは18歳、19歳の学生はお金を借りられませんが、学生ローンを利用すればお金を借りることが可能です。収入が少ない学生時代に、お金を簡単に準備できる方法があることは、非常に心強いものです。

ただ、借りたお金の返済方式は特徴的なものであり、毎月利息を支払っているだけで問題無いという意識では、多く利息を支払ってしまう結果になってしまいます。

学生ローンを利用する際には、なるべく早く元本返済することを意識するとともに、しっかり返済できるような計画を立ててからお金を借りるようにしましょう。